引き出物について

Q: 縁起物って必ず必要ですか?

A: 引き出物=記念品+引菓子+縁起物の3品1セットで贈るのが一般的とされており、 来賓や親族には、縁起物を省くことなく入れることをおすすめいたします。 しかし、同僚・友人には、縁起物を省いた2品で贈る方が都市部を中心に増えてきました。 この場合に気を付けたいのは、品数を減らしても金額相場に沿って選ぶこと。 中には、縁起物の代わりに、コーヒー(紅茶)、食品(梅干し・お茶漬け・パスタ・スープなど)、お酒を贈る方も。 年齢・性別およびご祝儀目安に合わせて、喜ばれるアイテムを贈り分けする方が主流ですよ。

Q: 引菓子の選び方の注意点は?

A: 引菓子に限らず、引き出物は、関係性や年代・性別に合わせて贈り分けする新郎新婦が多くなっています。 親族や夫婦で出席のゲスト(ファミリー世帯):バームクーヘン、タルト、パウンドケーキなど1ホールで贈り、帰宅後に分け合って食べる”家族団らんの時”を楽しんでもらう 独身の友人・同僚(単身世帯):クッキーやカットタイプのパウンドケーキなど個包装タイプの詰め合わせが便利 そのほか、甘いものが苦手な男性ゲストには、おかきなどの米菓子を選んでも◎

Q: 一人に渡す引き出物の予算金額の一般的な金額を教えてください。

A: 一人当たりの引き出物にかける金額を決める基準としてよく言われているのが、「披露宴で出す飲食費の3分の1」という考え方です。 例えば、ゲスト一人当たり料理と飲み物に15,000円かけるとしたら、引き出物(記念品+引菓子+縁起物)は、大体5,000円程度のものを用意するのが相場ということです。お渡しする相手によっても相場は変わってきますので、確認していきましょう。

【金額目安】

・友人、同僚:5,000円程度

・上司:5,000円~10,000円

・親族:5,000円~12,000円 

・夫婦、家族で出席したゲスト:5,000円~10,000円

【注意点】

親族:伯父伯母(叔父叔母)や祖父母など近しい年配の親族ほど金額設定は高め(※祝儀相場が高いため)未婚の兄弟(姉妹)や従兄弟(従姉妹)は、父親の名前でまとめて包むケース(学生)もあれば、単身で包むケース(社会人)もあり、わかりにくければ当家の両親を介して確認しましょう。

Q: お見送り品(プチギフト)の金額相場と喜ばれるのはどんなもの?

A: 【金額相場】300~500円/個

【喜ばれるアイテム】 見た目が可愛い、キレイな食べ物/アイシングクッキー、マカロン、キャンディ 実用性のあるもの、置き場所に困らないもの/ハンドソープやクリーム、サシェ 様々なアイテムがありますが、話題のスウィーツや文具・インテリア用品、自分では買わないアイテムなども人気ですね! ふたりの名前や挙式日を入れたい場合は、食べ物にすると気軽に楽しめて◎