衣裳について

Q: 和装をオシャレに着こなす方法は?

A: 「帯揚げ・帯締め・懐剣・筥迫・伊逹襟」などの小物には、紅白・金銀以外にも様々なカラーバリエーションがあります。 白無垢にブルーやパープルの小物を合わせても素敵。 そのほかに、襟元には「半襟」というちりめん生地を縫い付けますが(汚れ防止のため)、 誕生月や季節の花刺繍が入ったものを用いると、顔回りが華やかになり、また思い出深くなるでしょう。

Q: 和装はかつらをつけないといけないの?

A: かつらを被らなくても大丈夫です。 洋髪と言って、ドレスの時と同様に地毛アレンジのヘアスタイルを取り入れる花嫁が多くなっており、 生花やアクセサリーでドレスアップすることが出来ます。

Q: 紋服に家紋は入れられますか?

A: はい、承れます。店頭の家紋帳よりご指定ください。 近年は「張り紋」といって、シールタイプで簡単&リーズナブルに施すことが可能です。 ただし、オーダーベースの取り寄せになるので、遅くとも1か月前までには依頼しましょう。

Q: 色留袖は結婚式に着ていけますか?

A: 色留袖は、兄弟や姉妹、いとこなど、主役に近い親族として結婚式に列席する場合にぴったりの着物です。 未婚女性ならば第一礼装である振袖を選ばれる方も多いのですが、色留袖は未婚・既婚を問わず着用でき、 華やかさと落ちついた品格を感じさせます。 年齢によって、裾に広がる模様の大きさに配慮し、一般的には年配になるほど模様の位置が低いものがふさわしいとされています。 親族なら五つ紋、来賓や恩師(恩人)であれば三つ紋か一つ紋の色留袖、友人の場合は訪問着が良いでしょう。

Q: 白無垢は挙式でしか着られないの?

A: 白無垢は和婚(神前式・仏前式・和装人前式)で着用するイメージですよね。 伝統的にはそうですが、披露宴で着てはいけないという決まりはありません。 最近では、結婚式当日にウエディングドレスと白無垢の両方を着用するケースも珍しくありませんし、 前撮りでだけ着用するという方もいらっしゃいます。

Q: 色打掛は挙式する時期に合わせた柄を選んだ方がよい?

A: 本来着物は季節にあった(少し季節を先取りした)柄の着物を着ることが粋なこととされていますが、 色打掛に施された吉祥文様には、四季折々の花や縁起を担ぐ動物などの柄が混在しているものがほとんどで、 季節を問わず選ぶことができます。 ベースの色合いによって浮き立つ柄行や連想する季節が違ってくると思いますが、基本的には、ドレスと同様に 小物とのバランスでカラーコディネートを楽しんだり、ふたりの結婚式のイメージに合うものを自由に選ぶと良いですよ!

Q: 初めての衣裳合わせで気を付けるポイントは?

A: 初めての衣裳合わせのダンドリ ※所要時間:基本予約枠を2時間に設定していることが多い。

初回は、カウンセリングを含むため長くなることも。

※ ①カウンセリング 内容:日程・会場規模・挙式スタイル・好みのテイスト・前撮りの有無・当日の着数・こだわりポイント 詳細:多くのドレスショップでは、専任のアドバイザーが付きます。

初回は、上記内容を詳しくヒアリングするところからスタート。

結婚式のイメージをアドバイザーと共有して、運命の1着を選びましょう!

試着予約をしたドレス以外に気になるものがある場合や体型のコンプレックスなどもこの時にどんどん相談して!   前撮りの希望日程が決まっていれば、当日および前撮り両日の予約状況を確認できてスムーズです。

②フィッティング 詳細:試着予約のドレスはもちろん、他に気になったドレスがあれば予約していなくても試着できます。ドレス選びは、数回重ねて決定します。初回は様々なタイプのドレスを試して、違った魅力を比較して楽しんで! 準備:メイク/いつもよりドレスアップしていくと当日をイメージしやすいでしょう。

ヘアスタイル/普段通りでもOK。ヴェールを身に着けるときアップスタイルに、などとアドバイザーも行ってくれます。アンダーウェア/試着用のインナーを無料貸出してもらえます。念のためストラップが取り外せるタイプを着用していくと安心。

Q: 自分に似合う色のドレスが分からない。

A: パーソナルカラーや肌の色に合わせてドレスのカラーを選ぶ方法もあります。 パーソナルカラーとは、肌の色や髪の色、瞳の色など、個人が持つ色彩のトーンによく調和する色のことです。 ・スプリングカラー(黄色味のある明るい色)が似合うスプリングタイプ ・サマーカラー(青みのある明るい色)が似合うサマータイプ ・オータムカラー(黄色味のある暗めの色)が似合うオータムタイプ ・ウィンターカラー(青みのある鮮やかな色)が似合うウィンタータイプ それぞれのタイプに似合う色の特徴を押さえておけば、カラードレス選びの参考になりますよ。

Q: 衣裳選びはいつごろからするべき?

A: 現在の日本の結婚式では、レンタルドレスが主流で、この場合、多くの花嫁が約6か月前からドレス選びを始めて、2-3か月前に決定しています。 叶えたい結婚式のコンセプトやイメージに合わせて選ぶ花嫁が多く、ゲストへのファーストインプレッションとなる招待状発送時期(2か月前)までには決めたいですね! また、アクセサリーやブーケ、ヘアメイク、会場コーディネート、パーティ進行内容などすべての打合せはドレス決定後に進めていくため、 ふたりにとって無理のない準備スケジュールを立てましょう。 例外として、オーダー・セミオーダーの場合には、制作期間が必要なため、申込期限が約6か月前までと早くなっているため注意が必要です。

Q: 試着予約のドレスに決めなきゃいけない?断ったらお金がかかる?

A: 答えは、いずれもNO! ご安心ください、あくまで「試着」ですから、この段階で費用が発生すことはありませんし、 ご試着いただいて「イメージと違う」と感じた場合には申込を行う必要はありません。 また、他のドレス(事前予約していないもの)が気になった場合もご自由にチャレンジして頂けます。 ご決定の場合に有料となり、お支払い手続きのご案内へと進みます。

Q: モーニングは夕方以降の結婚式でも問題ないですか?

A: 確かに昼の最上級正装ではありますが、日本のブライダルシーンでは、「モーニング=父親」という認識があり、 また、男性ゲストの多くがブラック系の礼装であるため、顔を知らないゲストが迷うといったケースもあるので、 時間帯に関わらず、両家の父親はモーニングコートを着用されることをおすすめいたします。

Q: マタニティ用ブライダルインナーの購入時期は?

A: おすすめの購入時期:結婚式の1か月~2週間前 ご懐妊の花嫁の場合、安定期の5か月目以降、お腹が目立ち始める6~8か月目頃に結婚式を行うケースが多いかと思います。 赤ちゃんの成長度合いや花嫁自身の体調変化には個人差があり、あまり早い段階で購入してしまうとサイズが合わなかったり、 母子ともに負担をかける結果にもなりかねません。花嫁によっては、安定期以降にもツワリが続く方もいらっしゃいますので、 焦りすぎず身体を第一に考えて決めましょうね。

Q: ブライズメイドをしたいけど、どんな衣裳を選べばいいの?

A: まずは色の選び方です。 新郎新婦に、結婚式のイメージカラーがあるのかどうか確認してみましょう。 会場の雰囲気や、花嫁のブーケの色に合わせるのもGOOD! ブライズメイドならではのドレスコード(服装の決まり)は特になく、他のゲストと同じです。 結婚式のお呼ばれマナーとして、膝の出る短い丈はマナー違反とされています。 たとえブライズメイドであっても、丈は短すぎない方がいいですね。

Q: 引振袖で挙式・披露宴をしてもいいのですか?

A: 結婚式当日は、商品管理の観点からも土足の場所で裾を引きながら歩くことは難しく、絡げる(おはしょりを作って帯で留める) ことがほとんど。お引き着付けにした場合は、床に付かないように左手で持ち上げて動くことになります。 反対に土足厳禁の場所では、お引きに出来ることも。(会場&衣装店に確認が必要です。) 引振袖は、着物の上から帯を締めるため、打掛のように着付け後にスタイル変更出来ませんから、その点も考慮して選びましょう。 前撮りでは、お引きスタイルで行えますのでカメラマン&ヘアメイクさんに希望を伝えて。

Q: ドレス小物は持ち込みできる?

A: ドレスやタキシードなどの衣装本体以外の小物類は、持ち込みハードルが低いアイテムです。

小物一覧  

・ブーケ&ブートニア  

・アクセサリー類(ネックレス、ピアス・イヤリング、カフス、蝶ネクタイなど)  

・ヘッドドレス(ベール、ティアラ・ボンネ・かんざしなどの髪飾り、ヘッドフラワー各種)  

・グローブ  

・シューズ  

・ブライダルインナー ブーケについては、1点5,000円程度の持込料を請求する会場もあります。

他のアイテムは無料で持ち込めるケースが多くなっています。 持込料の金額については、会場によって規定が異なりますので事前確認しましょう。

Q: タキシードの小物でアクセントをつけたいのですが、おすすめアイテムはありますか?

A: おすすめのアイテム:蝶ネクタイ・ブートニア・ポケットチーフ・カマーバンド・カフスボタン・ソックス などのアイテムで結婚式のコンセプトカラーを決めて、ふたりの装いに取り入れると統一感が出て素敵です。 会場コーディネートで同じく取り入れれば、洗練された空間を作り上げられますよ!

Q: タキシードのシャツは白以外は着用できる?

A: タキシード用のシャツの色目は、基本的には白色で、素材はブロードクロスが基本です。 格式高いキリスト教式では、ウィングカラーの白シャツをおすすめいたしますが、宗教性のない人前式や披露宴では、カラーシャツを着てもOK! 挙式と披露宴でシャツやベストをチェンジするなどして、男性もコーディネートを楽しみましょう!