結婚式全般について

Q: 初めにもらった見積もりと金額が大きく違うのはなぜ?

A: 初期見積もり額と全然違う! ブライダルフェアなどで最初に提示される見積りは、 費用を抑えて見せるために、最低限の項目しか載せていない事がほとんどかもしれません。 ※もちろん全ての会場とは言いませんが、、、。 なぜ最初の見積もりと変わるのか? 大きく理由が2つあります。

1つ目は、最初の段階では二人の希望(要望)が固まっていない為、 必要最低限の項目しか載せていないケースがあげられます。 よく車の購入で例えられますが、車両本体価格だけで購入を考えると、 大きな落とし穴になります。様々なオプション装備品や、事務手数料 が必要となってくるように、結婚式の見積もりも例えるなら、 必要最低限の項目+様々なオプション+招待する人数で 金額が大きく変わります。 装備品ナビを付けるにしても、様々なメーカーや性能で金額が変わるように、 結婚式のオプションも沢山あります。 二人が当たり前と思っている事が、当たり前と思わない人がいるように、 希望を数時間で纏めるのが、非常に難しく仮として提示するからです。 打合せが始まると、当初の予定だったアイテムのランク(金額)を変えたり、 やっぱりあれがやりたかったなど、人数も変われば一定の項目の金額や サービス料も変わってきます。 様々なアイテムのプライスリストなどを貰い、想定をするのも一つです。

そして、2つ目の理由です。 やはり結婚式の契約を取り逃がしたくないからです。 オプション内容が盛り沢山な見積もりを見たら、総額でびっくりしてしまいますよね。 結果、この式場は高い!と思われてしまい契約まで至らない可能性が高くなってしまうからです。 良心的な接客者に色々お話をお伺いしながら、上がる項目、追加になる項目を聞くのも必要ですが、 今自分たちが何をしたいか?は、初期見積もりの時点でが分からないかと思います。 見積もりが上がったからと言って、契約後に予算交渉は難しいです。 自分たちの予算をしっかりと伝える事も必要で、自分たちにあった式場を探す事をおすすめします。 金額をかけてからと言って全てが素敵な結婚式とは限りません。 二人らしかったとゲストが言って頂けるような結婚式を創る、気の合う接客者に任せてみるのもいいかもしれません。 そうすると、初期見積もりよりあがった!などと言った思いはなくなるでしょう。

Q: 担当プランナーと合わないかも・・・

A: 新郎新婦の夢を一緒にカタチにしてくれるプランナーさんは、携わるスタッフの中で最も長い期間、寄り添ってくれる人。 商品手配やスケジュール管理はもちろん、こだわりポイントを全スタッフに共有・指示する役割もあることから、 認識にズレがないようコミュニケーションを円滑にしておきたいものです。 また、結婚式は、プライベートなイベントでもあることから、時には家庭内事情を伺うケースもあり、 プランナーによるメンタル面のサポートも欠かせません。 相性が合わない、信頼関係に不安を感じるなどの場合は、 早い段階で上の立場のスタッフに相談して担当者を変更してもらいましょう。

Q: 結婚式の準備って何からするの? 【vol.1 会場選び編】

A:

【①会場選びをする前に】

・日程、開催エリア、招待客のリストアップ  ふたりの希望をまとめて両家両親にもご相談を。  この段階で意見交換しておくことで、両家の間で相互理解が深まりやすくなります。

・結婚に関わる予算の把握  婚約&結婚指輪、新婚旅行、新生活準備  結婚式以外で必要になる費用目安も割り出した上、結婚式に使える持出金(お手持金)の上限を把握しておきましょう。

【②会場選び/フェア・見学】  

STEP1.の内容がまとまったら、式場見学&フェアに参加してこだわり条件にあった会場を厳選しましょう!

Q: 結婚式の準備って何からするの? 【vol.2 申込後~当日】

A:

■1年~6か月前 :ドレス選び 約4か月前までに決定。その後、ヘアメイク・フラワー打合せへ。 ドレスを選びながら結婚式のイメージを膨らませてテーマを決定しましょう。

■4~3か月前:招待状選定&作成

■2か月前:招待状の発送

■1か月前:挙式・披露宴詳細の決定 席順・料理・引出物・演出内容を含め、すべてのウエディングアイテムを決定し、司会進行打合せへ。 前撮り日程は、この時期に設定される方が多くなっています。

■約2週間前:内容変更の〆切 商品の取替、数量・人数の変更〆切後、最終見積額が提示されます。

■10~3日前:お支払い手続き 式場によって支払い時期や条件に違いはありますが、全額前払いが基本ルールとなっています。

Q: お祝い返しの相場や、何をお返しすればいいでしょうか?

A: 結婚祝いは挙式の2カ月前から1週間前くらいまでに贈られることが一般的。 結婚祝いのお返しを贈る時期は、挙式後1カ月以内です。 贈る相手の自宅に持参するか、配送などで1カ月以内に届くようにしましょう。 結婚式を挙げない場合でもお祝いをいただいてから1カ月以内にはお返しを贈ることが大切です。 お返しの金額はいただいたものの2分の1から3分の1程度が一般的です。 上司の場合は3分の1、部下の場合は2分の1が基本となります。 高額なお祝いをいただいた場合はもっと少ない額とすることもあり、 相手との関係性などをしっかりと考えて決める必要があります。

Q: 司会や受付、披露宴を手伝ってくれた友人・知人の お礼はどうすればいいの?

A: 司会をお願いした友人・知人 3万円(相場) 司会者は当日だけでなく、事前打ち合わせや準備も大変。 プロでなくてもそれなりのお礼を。 ご祝儀をいただいた場合はさらに2~3万円プラスし、あいさつを兼ねて渡します。 受付をお願いした友人 3000~5000円(相場) 受付は新郎側、新婦側のゲストから、それぞれ2名にお願いするのが一般的。 それぞれ頼んだ側の親から、受付が始まる前にあいさつを兼ねて渡します。 撮影や生演奏をお願いした友人・知人 1~3万円(相場) ポイント撮影や1~2曲の演奏なら1万円程度。 披露宴を通しての撮影や生演奏の場合は2~3万円など、労力に相当する金額を。 披露宴終了後、ふたりでお礼の言葉を添えて渡します。 スピーチ・余興・ブライズメイド 3000~5000円または品物 ごく親しい人に頼むのが一般的なので、相手に気を遣わせない金額で。 記念品や商品券、ベールの裾を持ってくれた子どもたちには図書券や玩具などでも構いません。 ブーケ、ウエルカムボードなどを作ってくれた友人・知人 3000~2万円(相場) ブーケやウエルカムボードを作ってくれた人には、制作時間と制作費を考慮した金額を包んで。 ご祝儀代わりにお願いした場合は、「お礼」は出さず、引出物だけで構いません。

Q: 結婚式の費用は新郎側と新婦側で誰がどのくらい払うのが普通なの?

A:

①かかった費用を単純に2で割って、両家で負担するもの。 一番シンプルな分け方。

②ゲストの人数割りで負担 ・会場装花・招待状・席札・引出物・料理・飲物

③新郎新婦それぞれで負担 ・衣裳・ブーケ・ヘアメイク・ブライダルネイルやブライダルエステ ・新郎側・新婦側それぞれの遠方からのゲストの交通費・宿泊代

以上はあくまで一例であって、分担方法は他にもいろいろ考えられます。 新郎側が多く負担する、新婦側が多く負担する、 ふたりの「共通貯金」で全てをまかなう、両家の両親が負担 後々トラブルにならないためにも、分担方法は両家でしっかり話し合って決めておきましょう。

Q: 結婚式に呼んでいない人からお祝いをもらったらどうしたらいい?

A: 祝電のほかにお祝いもいただいた場合は、結婚内祝いをお返しするのがマナーです。 祝電をいただいたお礼は、メッセージとして添えるといいでしょう。

Q: 結婚式に列席していない方からの祝電のお礼のお返しはどうするべき?

A: 直接会う、あるいは電話や手紙などでお礼を伝えましょう。 なかなか会う時間が取れない場合、ごく親しい間柄であればメールでもいいのですが、 マナーにのっとるならば、電話か手紙をおすすめします。 ぬいぐるみやバルーンをお祝いの品ととらえることもできますが、どちらかというと、 祝電にプラスαの気持ちを込めたもの。 ですから、基本的には電話や手紙でお礼を伝えれば失礼にはあたりません。

Q: お車代はどのくらいの距離から用意するべき?

A: 主賓や乾杯の発声をしていただいた方は、こちらからお願いして出席していただいた大切なゲスト。 祝辞や乾杯の挨拶の準備の労力、足を運んでくれたことへの感謝として「お車代」を手渡すとされています。 遠方から出席してくれた親族の交通費や宿泊費も、親がこれまでの付き合いを考えながら用意し、 あいさつを兼ねて渡します。 【主賓・乾杯】1万円~ 主賓は、両家からひとりずつ頼むのが一般的。 受付後、頼んだ側の親からあいさつを兼ねて目立たないように渡します。 往復のハイヤー(遠方の場合は新幹線代など)を手配した場合は、「お車代」を包む必要はありません。

【遠方からのゲスト】

交通費の半額~全額 親族の場合はこれまでの付き合いから判断し、相手に気を遣わせない金額を包み、 式当日に親があいさつを兼ねて渡します。 親族以外のゲストには、交通費か宿泊費のいずれかを負担するなど事前に相談し、 受付で渡してもらうか、親が顔見知りの場合はあいさつをして手渡しを。 主賓の方にはお礼としてお車代を包むため、距離だけでの考えではなく、 親族に関してはこれまでの付き合いで親御様に判断していただき、 親族以外のゲストに関しては新幹線や宿泊が必要な距離かに応じて事前準備を進めるのが良いでしょう。

Q: 結婚式の見積金額ってどんどんあがっていくのが普通なの?

A: 見学初回時の見積もりは、あくまでも平均金額。 又、会場によっては最低金額を提示することも多々。 「あがらない見積もりを作成して。」などと要望もありますが、 結婚式のオプションやランクは計り知れないほど沢山。 初回時見積もりの人数やアイテム種類・ランクの変更、オプションの有無で増減は必ず出ます。 手作りアイテムや持込アイテム(持込が出来ない、持込料が発生する場合は注意) を上手に活用し費用を下げる方法もありますが、実際は手作りアイテムにも費用はかかっています。 提示された初回の見積もり内容を確認し、結婚式費用に持出せる金額を決める事が最も重要です。 その金額を担当者に伝え、打合せ都度現状の見積もりを作成頂き、金額内で納めるよう 打合せを進めるのも手段の一つです。 お2人の内容によって見積もりは増減します。

Q: 1.5次会・2次会は何が違うんですか?

A: 1.5次会とは形式ばった披露宴でなく、二次会ほどカジュアルでない新しい形のウェディングパーティーのこと。 従来の披露宴のように祝儀制で実施するのではなく、会費制が採用されることが多く、 食事形式も着席(フルコース/ビュッフェ)、立食(ビュッフェ)など二人の希望や予算、 そしてゲストの顔ぶれに合わせて自由に組み合わせることができます。 1.5次会の主催は結婚披露宴と同じ新郎・新婦です。 結婚式のコンセプト作りから準備まですべて二人でおこないます。 挙式・結婚披露宴を家族や親族のみの少人数でおこなった場合や、 披露宴に招くことができなかったゲストに結婚のお披露目をしたい場合に二次会をおこないます。 披露宴をおこなった後に開催される飾らないウェディングパーティです。 両方開催する場合、準備も費用もかかります。友人知人が多い方はこの形式を選ぶことが多いようです。 二次会は新郎・新婦が幹事にお願いする場合があります。 準備の段階から当日の進行まで手伝ってもうようになりますので、 かなりの負担を強いることになります。しかしこれは決まっているわけではなく、 二次会でも新郎新婦主催の幹事をたてないパーティをする場合もあります。 1.5次会は幹事をたてることはありません。 1.5次会も二次会も明確な定義は決まっていません。お二人がどういったウェディングパーティにしたいかで、 呼び方を決めればよいのです。ただ、お二人が想像しているパーティのイメージが伝わるように、 ゲストへのフォローは忘れずに。招かれたゲストが想像しているよりフォーマルすぎたり、 カジュアルなパーティなのにきちんと正装できてしまう事がないようご注意ください。

Q: 主賓の祝辞、乾杯の挨拶は誰に頼めばいいですか?

A: 基本的なスタイルでいけば、新郎・新婦それぞれの上司や恩人から主賓祝辞をいただき、 乾杯挨拶は、新郎の上司や恩人にお願いするのが一般的です。 この場合、主賓祝辞を一番上の役職、肩書の上司にいただくので、 乾杯挨拶は、その次に上の役職や肩書の上司にお願いすることになります。

Q: 受付は誰にお願いをするのがいいの?

A: 受付の人数は、新郎側、新婦側それぞれから2名、合計4名が基本です。

※人数が多い場合は合計で6名に依頼や、会場によっては親族様にお願いを依頼するケースもあります。 お金や時間にキッチリしている人、服装や言葉遣いのマナーがある人、 受付は、他のゲストより少し早めに会場入りしてもらう必要があり、 遠方からではない人にお願いをするのが良いです。 又、できれば受付をお願いする人が友達同士の方が、連携がとりやすくてオススメです。

Q: 親の衣裳は何を着ていったらいいの?

A: 母親は黒留袖、父親はモーニングコートの正礼装を選ぶ方が大多数。 まず、両家両親に和装か洋装かどちらを着るつもりなのかを確認しておきましょう。 母親同士・父親同士の衣装を揃えたいと思う方も多いでしょうから、 お互いがどのような衣装で出席しようと考えているか伝え合ってから決めるといいですね。 母親だと黒留袖・黒ロングドレスは正礼装で、アンサンブルスーツは準礼装。 父親だとモーニングコートとタキシードは正礼装で、フォーマルスーツは略礼装となります。 衣裳によって礼装の格式が異なりますので、両家で差があると目立つことも。 両親自身も気にする方も多いでしょうから、お互いがどのような礼装を着るのかは確認し合うようにしましょう。

Q: 「列席」と「参列」の正しい使い方がわかりません。

A: 「列席」と「参列」は辞書でひくと、意味に大きな違いはありませんが、 その人の「立場」によって使い分けるのが正解。 主催者(新郎新婦)側なら「列席」、参加者(ゲスト)側なら「参列」を使います。 一方で、この二つの言葉は「列席」=結婚式、 「参列」という言葉は、一般的に葬儀で使われることが多いようです。 その結果、「参列」=葬儀というイメージが強くなってしまい、 結婚式で使うと違和感がある、という人も。 「お葬式のイメージがある『参列』を結婚式で使っていいのかな・・・」 と迷ってしまう人もいるかもしれません。 そんなときは、「出席」を使うという方法もあります。

Q: 会場の広さの都合で、 ゲストをどこまで招待するか迷っています。

A: まずは会場選びをする前の段階で、誰を呼びたいのか洗い出しをしておきましょう。 1人ひとりの顔を思い浮かべながら、可能な限り具体的にするのがオススメです。 会場を決めてから人数の増減があると、その人数が収容できないなんてことも。 さらにゲストの顔ぶれによっては雰囲気や立地、設備があわない場合もあります。 また、会場見学時にはゲストテーブルの卓数と1卓あたりの人数を聞いておきましょう。 人数が会場のキャパシティ内でも、ゲスト同士の間柄を考慮した際に卓数が収まらないこともあります。 会場の広さによっては、どうしても人数を減らす必要が出てきますよね。 減らすのは、カテゴリー分けした中の「できれば招待したい人」から。 人数の関係で結婚式、披露宴に呼べない人は、二次会に招待するなどしてフォローしましょう。